アルプススタンドのはしの方

面白かった!

高校生らしさ全開という感じで、うだうだしつつエモくなりつつ最後は爽やかだった。

ストーリーは王道な感じなんだけど、シーンの積み重ねが上手というか、それぞれ事情は違うんだけど感情で重なり合う、という感じのシーンが多くて、構成がうまいなーと感じた。

最初の脚本からどの程度変わってるのかわからないけど、この構成の部分が大枠変わってないとしたら、高校生でこれを書いたのはすごいと思う。

それと、見ていて「あーこういう子いたわ…」という気持ちに度々なったので、そのあたりのキャラクター描写とかも上手なんだろうな。すごいなー

高校生の時、たしかに私も「いやどうせ私が頑張ってもな…」という気持ちといろいろ頑張りたい気持ちでぐらぐらしていたので、割と書かれてる心情とかはそのまんまだと思うんだけど、それをちゃんと見せられる形にしてるところもすごいな。

ここまで脚本の感想しか言ってないけど、映画としてここがいいと感じたっていうのは…なんかあったかな…みんなが試合を応援しだす中あすはだけ微妙な表情をしてるところの絵がいいなーと思った。あとは…特には…ないかな…

また脚本的な感想に戻るけど、宮下と久住の百合力が強かった。絶対前に何かあったでしょ。現在進行形で宮下が久住に対してコンプレックスとかあって若干避けてて、久住がそれを感じてるっていうのはわかるんだけど、それ以外にも過去になんかあったでしょ。てか昔は友達とまではいかずともそれなりに純粋な感情での関わりがあったんじゃないの〜〜〜じゃなきゃあそこで久住のこと応援しないでしょ〜〜〜それがどうしてこうなったの〜〜〜というところがめっちゃ気になる。ここの二次創作欲しい。

 

 

*追記

これ勝手に高校生が脚本書いたと思い込んでたけど脚本を書いたのは顧問の先生だった。恥ずかし~~~~~~